令和4年9月7日 一般質問 大畑利明 

■新病院建設に関する基本設計、施工予定者の公開について

新病院建設に関するCM業務やECI業務に携わる事業者の選定は、プロポーザル方式を採用したが、その業者選定に関する公開が不十分であり、何故、その業者が選定されたのか解らない。プロポーザル方式の場合は、もっとオープンな情報公開が必要ではないかと考える。

特に、新病院建設が進められる中で、基本設計の内容や建設工事施工予定者がどんな提案を行うのかなどは、市民が情報を共有し、納得と理解のうえで病院建設を進めるのが本来であり、行政の徹底した情報公開により、公平性、透明性の確保が必要といえる。

このため、新病院建設に関する基本設計、施工予定者の提案内容のプレゼンテーションなどECI業務の公開について、より透明性を確保するための公開ルールの改善について、契約担当部の考えを伺う。

■実践型雇用創造事業返還金問題の解決について

実践型雇用創造事業委託金の不正受給問題は、一向に解決が図られない

中、返還額は増えるばかりである。市長は、「返還金について、公費負担はしない。3期目で解決の道筋を示す。」と述べるに留まっている。

問題の発生原因には、市及び市長の理解不足やチェック体制と責任感の欠如があったと、第三者の検証委員会からも指摘されている通りである。

当該事業の不正と返還金問題について、行政は被害者ではなく、自らの問題として解決を図る責任がある。問題解決を図る当事者としての認識と解決への道筋などについて、行政担当部署の考えを伺う。

■公園等遊具の安全管理について

遊具に関する事故防止と安全管理の強化は重要と考える。国土交通省調査で全国の都市公園等に設置されているブランコや滑り台などのうち、約18.5%の遊具が修理、撤去の対象であり、全遊具の49.7%は、設置から20年以上が過ぎていることが報告された。この調査に関して宍粟市の

現状は、どうであったのか伺う。また、市内の都市公園及び都市公園以外に設置する遊具の安全管理(点検・管理・啓発など)と学校園所等の遊具に対する指導等は、どのようにされているのか。その指針について伺う。